前回記事で亜属間の交配相性度の表を更新したが、このデータをもとにして系統樹が作成できることに気づいたので試しに作ってみる。 交配相性度は0〜1の値を取り、0なら全く交配できず、1なら亜属間のどの種も交配可能ということを意味する。 そこで、表の中で最も高い交配相性度のペアを抽出しそれをまとめ上げていくUPGMA法という簡単な方法で系統樹を推定した。(ペアの間の距離は、交配相性度の逆数として定義) Pseudovriesea亜属は交配数が少なすぎるのでいったん無視するとして、残りの系統樹は各亜属の地理的分布も考慮すると割とよく説明できている。 というのも、Tilla..
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